エアーズロック

2015年7月5日

3日目

Ayers Rock Resort

午前5時30分に起床して準備をすませる。天気はよさそうなので一安心。フロントに行って朝食ボックスを受け取る。

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朝食ボックスの中身

このほか、クライミンググローブと虫よけネットも用意されている。夏期は虫(コバエ)が多くて大変なのだとか。
バスは全てのホテルを回って、日本人ばかりを乗せて目的地に向かう。まずはウルルのサンライズ鑑賞へ。

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用意されたサーバーのコーヒーを飲み、ビスケットを食べながら日の出の瞬間を待った。

朝焼けのUluru

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期待していたエアーズロックのバックに陽が昇るという景観とは違ったので残念。約1時間の寒中鑑賞タイム終了。さすがに真冬だけあって朝はまじに寒かった。

バスの中で日本人の女性ガイドさんからいくつか注意事項について説明がある。ウルルは聖地なので現地アボリジニのアナング族は観光客が登頂することを心良く思っていないこと、登頂の際に落下して死亡する事故が起きていること、血圧の高い方や心臓が悪い方はあきらめること、ゴミなどを残さないこと、2時間以内に下山すること。

いよいよエアーズロックの登山口にやってきた。ガイドさんが「よかったですね。今日はオープンしてますね。昨日はクローズされてたんですよ。」

Uluru

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看板

これ以外にも、死亡事故についても書かれた看板がある。ごめんなさい今日は登らせていただきますと心の中で言って登山を開始した。

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登り口

みんな登山するのだと思っていたが、結局2組4人だけだった。登り始めて10分ほどしてこの中腹あたりにたどり着いた時に「やめておけばよかった」と後悔した。

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まったく前進していない気がする。このチェーン1本が命綱。ありえないくらいの急勾配をよじ登っていくのだ。10歩登って2分休憩くらいのペースになる。乳酸が溜まって足も上がらないし、心臓はバクバク、汗が大量に出る。座って休憩するにも安全な場所がない。ポールを片手でしっかり握りしめてペットボトルの水を何度も飲む。ペットボトルの水は2本用意したが1本はもうなくなった。

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やっとのことで、登山口から一番高い場所に見えていたポイントにたどり着く。しかし、1時間近くかかって、ここで全体の3分の1くらい。

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急な斜面はなくなったもののなだらかな凹凸のある山頂表面を長〜く続くペンキのラインに従って歩いていく。もう体力を使い果たした後なので、やっとやっとで歩いている。遠くにカタ・ジュタが見えている。

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最頂部のプレート

何度も休憩をとりながら1時間20分ほどでなんとか最頂部に到達した。疲れた分達成感はあったが、もう2度とここに来ることはないと思う。

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この光景を10分ばかり鑑賞して早々に下山することにした。2時間以内に下山すれば、他のハイキングコースに参加できるのだが、残りたった30分程度で下山できるのかが心配だったからだ。下山は急斜面のところだけはやはり大変だった。前を向いては下山できない。後ろ向きにチェーンを握って滑り降りるようにした。結局はハイキングコースの出発時刻には間に合わなかったが、安全に登頂して戻ってこられたので大満足だった。

このあとは一旦ホテルに戻って、近くのショッピング・スクエアのカフェで軽食を摂った。周辺ではアナング族の人たちが民芸品を売っていたりする。気がついたが、ここのアナング族の人たちはみなさん大変体格がいい。お相撲さんクラスだ。自分が子供の頃にTVでみた狩りをするアボリニジの人たちはみんな痩せて筋肉質な体格だった。あとでわかったが、長く差別と迫害を受けていた先住民族アボリニジは、現在はオーストラリア政府から厚い保護を受けていて、働かなくても生活ができる、つまり日本でいう生活保護みたいな生活をしているのだとか。そういうのが長く続いた結果として、みんな肥満になってしまったらしい。狩りなどする部族は今はいないそうだ。

風の谷第2展望台を訪れるカタ・ジュタ サンセット観光

ホテルの客室の戻って1時間ばかり昼寝をし、午後の「風の谷第2展望台を訪れるカタ・ジュタ サンセット観光」に参加。カタ・ジュタはアナング族にとって男の聖地。ウルルは女性なので登山が許可されているが、こちらは登ることはできない。

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案内板

当初、この案内板の赤いルート(約6km)の予定だった。ここは「風の谷のナウシカ」のヒントになったと言われている谷らしい。でも6kmは辛かった。一応、他の外国人の人たちと一緒にツアーに参加したが、分岐点の場所について限界を感じた。自分は足腰が限界、連れははっきり言って飽きている。確かにどこみても同じに見える。

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3人のガイドさんのうちひとりは日本人だったので、自分たちはここでドロップアウトしたいとお願いした。するとガイドさんが「別の短い楽なコースがあるのでそちらはどうですか」というので従うことにした。2人だけ駐車場にもどりバスで移動した。

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案内板の下のコースは確かに楽なコースだった。でもあまり変化はない。早めにバスにもどり、もとの駐車場へ移動して他の外国人さんたちが戻ってくるのを待った。この後はサンセット鑑賞だ。

カタ・ジュタのサンセット鑑賞

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サンセット鑑賞の場所では赤・白ワイン、スパークリングワインそしてポテトチップス、チーズ、クッキーなどが用意されていた。

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こういう撮影が人気があるらしい。

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サンセット前のカタ・ジュタ

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サンセット時のカタ・ジュタ

夕食はスーパーマーケットで軽食を買って軽く済ませ、翌日のために早めに就寝した。なにしろ疲労が激しい。ふくらはぎの痛みが酷いことになっている。腰も痛い。今日はここ30年で一番辛かった。しかし明日もがんばらねば。

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